• 2024年の抱負

    気が付いたら2023年が終了し、2024年が始まっていた。

    個人的には2024という数字の並びが好きだ。なぜなのかは分からない。もしかすると、20(4×5)24(4×6)というように、4の倍数が連続してみえるからかもしれない。とはいえ、1216年や1620年が好きかと言われると「別に…」という感じなので、早くも自説は否定されてしまった。

    こんな話はどうでもよい。

    新年早々、北陸では大きな地震とそれによる津波が発生し、被害を受けた方や不安の多い時間を過ごされている方々も多いと思う。また、痛ましい事故や事件も相次ぎ、今年の日本は一体どうなるのかと不安な想いにかられてしまう。僕自身も私事であるが、とあるトラブルに正月から見舞われたのだが、それについては後日記事として書く予定だ。

    そんな中で、僕自身の今年の抱負を書いて世間に詳らかにするのは憚られる気持ちもあった。しかし、僕が記事の公開を自粛したところで何も変わらない。それならいっそ、この記事を公開しておこうと開き直った次第である。

    ■ 2024年の抱負

    僕は昨年、30歳になった。つまり、今年は31歳になるわけである。このペースでいけば、いつの間にか40歳になっている気がする。昨年は人生における非常に大きな進捗があり、その関係で自分の時間というのは大幅に減った。大変なことも多いが、それなりに楽しく暮らせているので、人間は何事も適応できるのだなあと思う。

    これまでの30年余の人生を振り返ると、自分は我の強い人間であると思う。しかし一方で、人の顔色を伺い、無難な道を選ぶ気質があることも分かっている。つまり、ワガママかつ面倒くさがりなのだ。自分のやりたいことはやりたいけど、面倒なことはあまりやりたくないという文章にすると最悪の気質を持っているらしい。さらに妙に真面目というか融通の利かないところもあるため、性格の面倒くささに拍車をかけている。

    そんなわけで(?)、今年は面倒くさがりの方を少しだけ克服できるような年にしたい。30年の暮らしの中で染み付いてきた気質が1年で無くなるとはこれっぽっちも思っていない。しかし、1/30くらいは克服できるのではないか。そういう気持ちで面倒だなあと思って避けていたことを、意識的に取り組んでみたい。

    まず、ブログの記事を最低でも2週に1本は投稿するようにしたい。本当は週1やそれ以上のペースで投下できればよいのだが、いきなり無理をしても1月で力尽きるのが見えている。なので最低でも月2本は何かしらを書き世間に開陳していきたい。これを12ヶ月続けなければならないので、考えるだけでも面倒だ。しかし、何とか書いていく。

    次に、最近本を読めていないのが気になっている。大好きな小説すら読めていないので、今年は最低でも毎月1冊は本を読むようにする。1冊としたのは、読もうとするものの中に難解かつ重厚なものもある可能性を鑑みてのことである(哲学書とか専門書とか)。読んでないにもかかわらず、毎月本は買っているので、読むべき本は多数あることは救いだ。特に読みたいと思っていた長編小説のシリーズに取り組む予定。

    小説を読むということに関連して、小説を書くということにも挑戦したい。僕は小学生の頃に漠然と小説家になりたいと考えていた。20代の頃は目の前の生活や享楽的な大学生活に必死で創作欲というものは失われていたが、昨年になって突然、創作の小さな火が心の中に灯るのを感じた。そこでショートショートを2編書き、それをとある賞に送ってみたのだが落選。狭き門であることを思い知らされた。ここで辞めるのは簡単だが、下手くそでも書き続けないと上達はないと思うので、何とか今年は長編を1本書き上げ、何かしらの賞に応募することを目標とする。SFかもしれないし、官能小説かもしれない。何かしら形にし、うんこ以外のものを生み出す年にしよう。

    書く&読む&書く、という文章関連の抱負ばかりになってしまった。ずっとサボってきたインプットとアウトプットをやっていく一年にしたいと思っている。上記以外の抱負は、プライベートなものになりすぎるのでここでは書かない。とにかく、家族や友人など自分の周りの人たちを大事にできるよう心に余裕をもって生活するのが最大の目標である。


  • Blueskyを触ってみた

    Blueskyの待機リストに登録して二ヶ月ほど経った先日、ようやく招待コードが送られてきたので、早速アカウントを作って触ってみた。

    Blueskyとは?

    BlueskyとはTwitterの創設者らが作ったTwitterっぽい分散型SNSだ。分散型なのでMastodonやMisskyのように、何かしらのサーバーにアカウントを作ることができる。

    現在のところ、招待制のSNSなのでアカウントを作るには招待コードが必要だ。招待コードは、既にBlueskyのユーザーから貰うか、公式サイトの待機リストにメールアドレスを登録し、そのうち送られてくるのを待つかの二通りの方法で入手可能である。

    僕は前述の通り、待機リストに登録し二ヶ月ほど待った。そして、始めたばかりなので人にあげられる招待コードを持っていない。ずっと使っていると招待コードが付与されるらしい。

    Blueskyを触った感想

    第一印象は超シンプルなTwitter。

    基本的な操作感はTwitterと変わらない。いいねやリツイート、引用リツイートなどの基本的な機能もある。投稿に使用できる文字数は300文字なのでTwitterより多い。

    一方、ハッシュタグやトレンドなど、Twitterにはあるがこちらにはない機能もいくつかある。後述するが、鍵垢やDMもない。ワード検索、アカウント検索はあるため、それらを使って情報を探さなければならない。ただ、現時点ではTwitterほどアカウント数、投稿数が多くないため、探せる情報そのものが少ないように思う。

    情報を探すと言えば、BlueskyにはFeedという機能がある。Feedは誰かがまとめてくれた公開リストのようなものである。例えば「Japanese Cluster」というFeedには、日本語の投稿が表示される。

    触った感想を書こうと思ったが、かなりシンプルなものなので、いまのところあまり書くことがなかった。それよりも発展途上のサービスということで、アプデの方が書きたい内容が多い。

    Blueskyの最近のアプデ

    どうやら、2023年12月(今月!)の更新によって、UIの日本語表示化アプデがあったらしく、良いタイミングで始めることができた。個人的には英語表記でも問題はないのだが、英語のみだと知り合いに勧めづらいという問題があるからだ。

    さらに、最近アイコンが「青い蝶」になった。これじゃBlueskyじゃなくてBluebutterflyじゃないかと思わなくもないが、これまでは青空のアイコンだったので、こういうモチーフが分かりやすい方が、SNSに対するイメージや愛着が沸きやすくて良いのかもしれない。

    大きなアップデートとしては、Blueskyはログアウトした状態でも投稿を見れるようになったらしい。確かにTwitterもログアウトした状態でも公開アカウントの投稿であれば見れるはずなので、仮にアカウントを持っていなくても投稿を見れるようになるはずだ。

    一応、ログアウトした状態では自分の投稿を見ることができないようにする設定も追加されている。ただ、これはあくまでBlueskyのアプリやウェブサイトでの設定であり、他のツールなどを使えば表示される可能性もあるらしい。

    加えて、BlueskyはオープンなSNSを標榜しているらしく、現時点では非公開アカウント(いわゆる鍵垢)やダイレクトメッセージのような機能はない。つまり、Blueskyに投稿した内容はすべて、誰からでも見られるようになっていると意識する必要がある。

    これが良いのか悪いのかは分からない。企業や自治体などの告知アカウントにとっては影響がないかもしれない。個人にとっては、迂闊な投稿はできない(本来はTwitterなどでも迂闊な投稿はすべきでない)ので、より慎重な使い方をすべきだろう。

    まとめ

    • 初期のTwitterを思わせるシンプルな分散型SNS
    • 独自機能もあるが、足りない機能もある印象
    • オープンなSNSなので、投稿が誰からでも見られる可能性がある
    • これからのアプデに期待

    触ってみた感想をまとめるとこんな感じ。いまの段階だと、どの層のユーザーを狙っているのか分かりづらい印象を受けた。Twitterの後継になりたいのか、それとも別路線でいきたいのか。現時点では不完全なTwitterクローンといった感じ。これでは、僕のようなミーハーもしくはいろんなSNSを触るのが好きなユーザーしか参加しないだろう。そもそも、多くの日本人はBlueskyの存在すら知らないのではないか。

    まだまだ未完成な部分も多いと思うので、これからのアップデートで単なるTwitterクローンではなく、Blueskyの独自色(Mastodonなどとも違った特徴)が出てくれば、使いたいと思えるものになるかもしれない。

    個人的には使っていく予定なので、もしBlueskyをやっている人はフォローしてくれると嬉しい。

    https://bsky.app/profile/funny-moray.bsky.social


  • POG 2022-2023を今さら振り返る

    こないだ日本ダービーが終わったと思ったら、いつの間にか有馬記念が目前に迫っていた。今年は色々と忙しく過ごしていたので、前年の1.5倍速くらいで時が経つようだった。

    あと少しで今年が終わるという中で「そういえば昨シーズンのPOGの振り返りをやっていないな」と思った。毎年やっていることをしないまま年を越すのも気持ちが悪いので、今更すぎることは承知の上でこの記事を書いている。

    ■ 昨年の指名馬

    馬名厩舎状態ポイント
    タスティエーラ[美浦] 堀宣行前走・ 東京優駿(G1) 1着44,750
    リバティアイランド[栗東] 中内田充前走・ 優駿牝馬(G1) 1着37,450
    ラヴェル[栗東] 矢作芳人前走・ 優駿牝馬(G1) 4着5,950
    オープンファイア[栗東] 斉藤崇史前走・ きさらぎ賞(G3) 2着2,760
    メイクザビート[栗東] 西園正都前走・ 3歳500万下 6着1,970
    フェイト[栗東] 矢作芳人前走・ あやめ賞(500万下) 2着1,730
    ダイヤモンドハンズ[栗東] 池江泰寿前走・ 札幌2歳S(G3) 3着1,500
    ネアセリーニ[栗東] 高野友和前走・ 野路菊S(OP) 5着990
    ナヴォーナ[栗東] 矢作芳人前走・ NHKマイルC(G1) 8着650
    ピヌスアモリス[栗東] 松下武士前走・ 3歳未勝利 8着540

    ちなみに以下のリンクから僕の指名馬とその成績を見ることができる。
    JRA-VAN POG | プレイヤーページ

    ■ 振り返り

    自分で言ってしまうが、かなりスゴい指名に成功している。

    タスティエーラはダービー馬リバティアイランドは三冠牝馬だ。この二頭だけで80,000を超えるポイントを獲得している。他の8頭の獲得ポイントを合わせても15,000ポイントに届くかどうかのラインなので、めちゃくちゃ凄い馬を1頭ならず2頭も指名してしまったことになる。指名した俺が凄いというより、色々と参考にした本やサイトなどなどの情報が凄い。ちなみに俺自身に相馬眼はない。もちろん全ての馬たちが凄い。

    そもそも昨年のことを思えば、10頭すべてが出走していることが奇跡である。しかも、未勝利はピヌスアモリスの1頭のみ。それでも500pt以上稼いでいるのだから十分過ぎる。

    個人的に最も期待していた馬はダイヤモンドハンズだった。滑り出しこそ良かったものの、途中で怪我をしてしまいクラシックに間に合うことはなかった。ディープインパクトのラストクロップの1頭であるオープンファイアもミーハー指名をしていた。クラシックに出ることはできなかったが、G3で2着ということでかなり頑張っていた。

    今回、友人2人とやっていたPOGでは圧勝だった。日本ダービーは賞金が3億くらいなので、これを勝つだけでPOGにおける30,000ポイントを獲得することができる。ダービー馬は同じ世代の頂点(あくまでも、この段階でということだが)なので、これくらいのポイントの価値がある。実は友人の馬もダービーに出走していて、最悪逆転されるかもしれなかったのだが、何とかタスティエーラが頑張ってくれた。昨年は最下位だったので、単に指名順や運だとは思うが、もしかすると少しは運の流れのようなものがあるのかもしれない。

    さらに、この10頭でJRA-VAN POGとnetkeibaのPOGダービーにも登録していた。JRA-VANのPOGでは182位(98,627人中)、netkeibaのPOGでは180位(59,439人中)だった。参加人数が4万人も違うのに順位はほぼ一緒ということは、多くの人が僕と同じように両方のサービス(人によっては更に多くのサービス)でPOGに参加しているのかもしれない。そして、ガチ勢ほど多くのサービスに登録していると考えれば、参加人数が違うのに上位の順位はほとんど変わらないということになる。

    なぜ複数のPOGサービスに登録するのか。それはある程度の順位以上になると賞品が貰えるからである。僕も今回JRA-VAN POGから2000円分のQUOカードを貰った。指名馬のリバティアイランドの写真のQUOカードで嬉しい。

    ■ おわりに

    かなり調子に乗ったような内容の記事になってしまった。実はギャンブルとしての競馬は辞めて一年以上経つ。しかし、今シーズン(2023-2024)もPOGだけは友人2人と共にやっている。いまのところ今年はあまり調子が良くない(やはり運には流れがあるのか???)。しかし、来年デビューの馬でもダービーで能力を発揮することはあるため、あと半年ほど長い目で指名馬たちを追っていきたい。


  • 映画「恐竜・怪鳥の伝説」を見た

    ※この記事には映画「恐竜・怪鳥の伝説」のネタバレを含みます。

    この前、テレビで「恐竜・怪鳥の伝説」という映画を放映していたので、何の前情報も知らないまま、何となく面白そうだと思って録画しておいた。そして、ようやくそれを観たので感想を書く。

    本作は1977年に東映が作ったパニック・ホラー映画である。主演は渡瀬恒彦。僕の知っている渡瀬恒彦はおじさんの姿だったので、若い頃の姿を見てパッと誰か分からなかった。

    ストーリーはこうだ。富士山の辺りに恐竜が生き残っているかもしれないというニュースが流れ、富士山に向かった主人公。水中カメラマンのヒロインと出会い、ややエロい雰囲気になったりならなかったりしているうちに、恐竜目撃の証言や被害者が現れる。ついにヒロインの友人が恐竜の被害に遭ってしまう。覚悟を決めた主人公とヒロインは、富士山麓の西湖(さいこ)に潜っていくのだった。

    先に言ってしまえば、この映画は怪作や奇作の類だ。

    そもそもタイトルが恐竜・怪鳥の伝説なので、恐竜と怪鳥が出てくると思いきや、出てくるのはプレシオサウルスとランフォリンクス。プレシオサウルスは恐竜ではなく首長竜、ランフォリンクスは鳥ではなく翼竜だ。

    何よりランフォリンクスがちゃんと登場するのは、エンディングの20分ほど前。ん?恐竜(恐竜ではない)しか出ていなくないか?と観客たちが思っていた頃に、ようやくランフォリンクスが空を飛びながら登場。そして、突如としてプレシオサウルスとランフォリンクスの恐竜バトルが勃発する。

    この映画の凄いところは何よりオチである。ようやくランフォリンクスが出てきたのは良いが、どうやってオチをつけるのかと不安になっているうちに……

    なんと、富士山が噴火。

    地面が割れ、恐竜と怪鳥が地中に落ちていく。ヒロインも割れた地面に飲み込まれそうになるが、木に捕まって何とか耐える。主人公がヒロインを助けようとする。しかし、主人公も落ちそうになる。何とか這い上がった主人公がヒロインを再度助けようとする。主人公の手が伸びて、ヒロインの手を掴む。終。

    ???

    自分で書いてて???なのだが、これが本当にそんな展開なのだ。

    見て損したなというオチに、爆発オチ、夢オチというものがあるが、富士山噴火オチもなかなか酷い。そして、何の解決も見ないまま、主人公とヒロインのファイト一発リポビタンD的な展開を数分見せられるというのは、かなり斬新なオチではないか。

    作品全体を見ると大らかな雰囲気が漂っている。エキストラ?たちの緩い演技や、雑な展開などチカラを入れて見なくても楽しめる(?)のは良いかもしれない。

    しかし、大らかと見せかけて、ホラー部分は突然人のバラバラ死体などが出てきたり、ヒロインの友人が上半身だけになったりするので心臓に悪い。子どもが見たらトラウマになりそうだ。

    ちなみに映画内で流れる音楽や恐竜の模型?は意外と良いと思った。

    そういえば去年の今ごろ、河口湖に遊びに行ったのだが、次は西湖にも行き、この映画の聖地巡礼をするのも良いかもしれない。

    https://omoutsubo.funny-moray.com/1269/%e6%b2%b3%e5%8f%a3%e6%b9%96%e3%81%ab%e8%a1%8c%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f/

  • 唐辛子の栽培と収穫、そして加工

    今年に入って、何か植物を育ててみようかという気持ちになった。ペット可のアパートに住んでいるのだが、犬や猫を買うのはハードルが高すぎる。植物ならベランダに置いて、たまに水をあげればよい。

    実は、植物を育てるのは初めてではない。以前、多肉植物をいくつか買ってきたものの、あまり水をあげなくてよいので育てている感が薄かった。それもあってか、管理も甘くなってしまい、結局枯らしてしまっていた。お恥ずかしい話である。

    「せっかく植物を育てるのであれば、簡単に手入れができて食べられるものが良い」と思った。

    トマト、ナス、キュウリなど候補はたくさんある。しかし、どうもいまいちピンとこないところに、ふと昨夏、青唐辛子のオイル漬けを作ったことを思い出した。そこで今年は自分で唐辛子を育ててみようかと思い立った。

    ■ 唐辛子の栽培

    唐辛子の育て方を調べてみると、初心者が種から始めるのは難しそうなことが分かってきた。そこで今年の5月、僕が住む市営の園芸センターのようなところに唐辛子の苗(鉢?)を買いに行った。この園芸センターには、これまでも何度か来たことがあったため慣れたものである。

    どんな種類の唐辛子が売られているのかも知らないまま買いに行ったが、オイル漬けにすることを考えると、ある程度辛味がある種類がよいなと思っていた。

    そして、実際に買ったのは「鷹の爪」「コーリャングリーン」「コーリャンレッド」の3種類。コーリャンの2種は名前の通り、韓国の唐辛子品種らしく、グリーンはかなり辛いということだった。

    家に帰って苗をプランターに植え替える。土はダイソーで売られていたピーマン用の土を使用した。唐辛子は支柱で支えてあげる必要があるらしいので、これもダイソーで購入。100円ショップ様様である。

    水やりは朝と夕の一日二回。肥料は二週間に一回……らしいが、ちょっとサボってしまったので反省。(水やりは毎日した)。

    水が少ないと辛味が増すと聞いたのだが僕自身が辛党ではないため、辛すぎると困るもビビって水やりをこまめにした。辛味を追求するなら、あえて放置もアリだったのかもしれない。

    植え替えた当初の写真を撮るのを忘れたのだが、しばらく水をやっていると可愛い白い花をつけた。

    その後も水をやり続けていると、唐辛子の実がなってきた。コーリャングリーンが一番最初に実をつけ、コーリャンレッド、鷹の爪の順番で徐々になりはじめる。最初は青いので、赤くなるのを待つ。

    やがて赤くなってきた。ちょっと忙しくてコーリャングリーンまで赤くなってしまった。名前的に緑の時点で収穫するべきだった。

    それぞれ充分赤くなってきたため収穫をした。

    ■ 唐辛子の加工

    せっかく食べられる植物を選んで育てたので、ちゃんと加工までした。当初、青唐辛子のオイル漬けを考えていたが、青唐辛子がひとつもないので、別のものに加工していく。

    ● 鷹の爪

    鷹の爪は乾燥させることにした。乾燥用ネットを探しにダイソーに行ったのだが、行った店舗には置いていなかった。その足で島忠というホームセンターにも行ったのだが、ここにも置いていない。ザルはあったが、風で飛んでいくのが怖かったので買わなかった。

    結局、麻紐を買ってきて編んでみることにした。調べると編み方も出てきたので、少し頑張れば結ぶことができた。

    なんか可愛い感じに。肥料が足りなかったのか実が小さいような気もするが、素人栽培なのでご愛嬌ということで……。

    ● コーリャンレッド

    コーリャンレッドはピーマンと一緒にピクルスに加工してみた。ピクルス液も自作したいと思っていたので練習がてらに。

    辛すぎず、サッパリとしたピクルスになった。もう少し辛い唐辛子を使っても良かった気がする。このピクルス液を作るために、ハーブのタイムの鉢植えも買ってしまった。

    ● コーリャングリーン

    赤くなってしまったコーリャングリーンは、辛味が強いという話だったので、調味料系に加工してみる。

    1つめはハリッサ。チュニジアとかそのあたりの調味料?らしく、最近ハウス食品がチューブで売っている。その商品で存在を知ったのだが、食べてみて「これ自分でも作れるんじゃね?」と思っていたのだ。

    クミン、コリアンダーシード、キャラウェイシード、唐辛子、ニンニクをすり鉢で潰し、オリーブオイルと塩を加えて混ぜ混ぜするだけ。

    作ってて気付いたのだが、ハリッサを作るときには乾燥唐辛子の方が良い。生唐辛子だとうまくすり潰せない。(当たり前だが)

    中央アジアに留学していた身としては、クミンはお馴染みである。羊肉にクミンをかけたヤツが美味しいので、ハリッサも羊肉に合いそう。

    2つめはピカンテ。唐辛子をにんにくと一緒に大量のオリーブオイルで焼き、残ったオイルである。

    唐辛子にしっかり穴を開けないと、破裂して大変なことになることを学んだ。

    これはパスタなどにかける。

    ■ 何度も収穫できるのが唐辛子の魅力

    収穫後も水やりを続けていたのだが、最近また唐辛子たちが花をつけはじめた。つまり、また収穫の機会があるということなので、今後が楽しみである。

    コーリャングリーンは小さい実を既につけている。次は青いうちに収穫してオイル漬けにしたい。


  • ポケモンスリープを1ヶ月プレイした感想

    睡眠をゲームに変えるアプリ「ポケモンスリープ」がリリースされてから、早くも一ヶ月とちょっとが過ぎた。僕はリリース初日からプレイしていたわけではないけれど、30日連続でプレイしてみたので感想を書いてみる。

    ポケモンスリープはライフログの一種

    まず、ポケモンスリープはゲームというよりライフログのようなもので、ガッツリ遊びが入っているわけではない。これは睡眠という要素を扱っているため、仕方がないといえよう。寝ながらゲームをするなどフルダイブ型VRでない限り不可能だろう。

    ライフログなので、過度な楽しさを期待するのは危険である。ポケモンを題材にしているが、バトルも交換もない。眠ると睡眠の傾向によって、ポケモンが何体かやってくる。プレイヤーはポケモンたちを餌付けして、フレンドレベルを一定まで上げると仲間にできる。モンスターボールも何もない。そんな感じだ。

    ただし、初期のポケモンGOも、ポケモンを捕まえるだけのアプリだった気がするので、今後数年に渡るアップデートで様々な機能が追加される可能性は高い。ポケモンというIPを使っている以上、すぐにサービス終了をすることはないと思うので、今後に期待して良いと思う。

    電池消費と発熱が凄まじい

    寝ている間、画面を点けっぱなしにするため、スマホの電池消費と発熱が凄まじい。これは結構致命的な問題かもしれない。

    それに正直、睡眠アプリとしてはあまり高機能とは言えないと思う。いまのところ、ポケモン好きのためのアプリとなっている。

    スマホ以外の外部デバイスとして「ポケモンGO Plus+」というものがある。家電量販店で購入可能で、僕も一台買ってみた。結構便利だが、少し高いのでこのためだけに買うのは現実的ではないかもしれない。

    真ん中の白い部分がボタンになっており、ここを長押しすると睡眠の計測がスタートする。青く光ったら正しく計測が開始された合図。一方、赤く光ると計測開始に失敗している。

    起きたときも真ん中のボタンを長押しする。すると、色んな色に光って計測が止まったことを教えてくれる。ボタンは軽い力でも押せるため、ポケットに入れていると勝手に計測を開始/停止する可能性があるため注意。

    よく分からない仕様が多い

    アプリとしてよく分からない仕様が多い。例えば、道具の使い方やポケモンのレベルアップや進化など説明不足が否めない。睡眠をするとポケモンの元気が回復し、経験値が貰えるのたが、最初はまったく分からず適当に睡眠だけしていた。

    あと、ポケモンがやってくるのはよいのだが、仲間にするためにアップさせるフレンドレベルというのがよく分からない。同じ種類のポケモンを仲間にし続けていると、そのポケモンに対するフレンドレベルがどんどん上がっていく。

    僕はゴースを4匹捕まえたので、ゴースのフレンドレベルは5である。しかし、何の効果があるのかはさっぱり分からない。ゲーム内ヘルプを読んでみたが、特に言及されていなかった。これこそ今後のアプデで意味を持つのかもしれないが、いまのところ活かされていない仕様に思える。

    フレンド機能については、あまり説明がされないが、とにかくフレンドユーザーが発見したポケモン(今日の寝顔に選んだポケモン?)の飴を1つ貰えるので、フレンドが多いに越したことはない。

    それにフレンドとの親密度というレベルが存在するのだが、これを上げるとアイテムを貰えるらしい。あと、ヘルプを見ると今後開催されるイベントで有利な効果を受けられるかも的な気になるテキストが確認できたので、フレンドは多く、そして親密度は高くした方が良いようだ。

    オマケ:色違いポケモンもいる

    最後にオマケかつちょっと自慢。

    ポケモンスリーブには色違いのポケモンもいるのだが、僕もついにGETした。

    初色違いはゴクリンだった。青くてかわいい。


  • PDCAよりマニ車を回すべき3つの理由

    働き始めて数年が経ち、職場で「PDCAサイクルをいかに早く回せるか」的な話が出ることが何度かあった。

    僕は実際のところ社会不適合者なのだが、持ち前の性格の良さと要領の良さ(ズルさともいう)を遺憾なく発揮し、何とか社会に適応しているように見せかけている擬態社会人だ。

    なので「PDCA云々」と言われても「そんなものよりマニ車を回した方がいいですよ」と言いたくなってしまう。

    先日、自分の中でPDCAについて問答をしたので、その内容を書いておく。別に僕は友だちがいないわけでも、頭がおかしいわけでもない。さて、以下に示すのは、脳内のウツボAとウツボBの会話である。

    A「PDCAって、それぞれ何のアルファベットか知ってる?」
    B「もちろん知ってるよ」
    A「じゃあ、確かめていくね。まずPは?」
    B「Penis」
    A「おい、いきなり違うぞ。一応続きも聞こうか。Dは?」
    B「Dick」
    A「……Cは?」
    B「Cock」
    A「ここまで全部ちんこじゃねえか!」
    B「もしかして間違えてた?」
    A「全然違うよ! じゃあ最後のAは?」
    B「Action」
    A「そこは正しいんかい」

    この不毛な会話劇を載せたのは、これを読んだ人間がPDCAと聞いたときに、まず「ペニス…」と考えてしまう呪いをかけたかったからである。全世界のビジネスパーソンたちよ、PDCAと聞いて「陰茎ちんこチンポ行動」という言葉を思い出すようになれ。

    書いていて気付いたけど、「陰茎ちんこチンポ行動」ってめちゃくちゃ語感が良いな。間違いなく流行る。今年の流行語大賞に選んでくれてもいいですよ、ベネッセさん。

    そんなことより話はマニ車だ。そもそもマニ車とはチベット仏教の仏具の一種である。ここではPDCAよりマニ車を回すべき理由を3つ挙げる。

    ※マニ車についてもっと知りたい人は自分で検索してください(他力本願)←仏教要素の添加

    1. 徳が積める

    マニ車を回すべき最大の理由にして、最大のメリットである。なんとマニ車を回すと徳を積むことができるというのだ。

    PDCAを回してもキャリアは積めるかもしれないが、徳を積むことは難しい。現世のキャリアを追い求めるのではなく、来世以降のためにマニ車を回して徳を積まなければならない。

    2. 簡単に回せる

    PDCAサイクルを回すのに時間がかかる。一方、マニ車は手軽に回すことができる。小型のマニ車であれば、手に持ってコロコロするだけだ。

    PDCAは回すために4段階の手順を踏む必要があるが、マニ車は単に回すだけでいい。こんなにも簡単なのに回さない理由はあるだろうか? いや、ない。

    3. 生活とともにある

    マニ車は手で回す小型のもの、僧院の柱のようになっている大型のものなど様々な大きさと形のものがある。もはやマニ車は「回っていればいい」という領域に達しているらしい。

    ネットで調べると色々なマニ車が出てくる。例としては、水の落下によって回る水力マニ車。風の力で回る風力マニ車。モーターで回る電動マニ車。一体、誰の徳が積まれているんだ?と思わなくもない。そのうち、核分裂や核融合で回るマニ車が出てきても僕は驚かないだろう。

    とにかく、このようにマニ車はあらゆる形で僕たちの生活に組み込むことが可能なのだ。マニ車を生活に入れてしまえば、なんと自覚しないうちに回して徳を積むことが可能だ。これがビジネスパーソンが言う”仕組み化”ってやつの好例だ。

    なんだか前書きの方が長い記事になってしまったが、とにかくマニ車を回すべき理由は分かってもらえたはずだ。僕はPDCAを否定しているわけではないことをお断りしておこう(どの口が言うかとお思いだろうが)。

    社会人たちよ、PDCAだけでなく、マニ車を回してガンガン徳を積んでいこうではないか。これがこの記事で一番言いたかったことである。


  • 薬物で逮捕される人を「意外」と思うケースの少なさ

    毎年のように芸能人が薬物乱用で逮捕されているが、他の犯罪と違って「えっ? あの人が!?」と思うことは少ないような気がする。そういう身なりやイメージの芸能人と薬物は惹かれ合う傾向にあるのか。それとも薬物を乱用したことで、そういうイメージへと引っ張られてしまうのだろうか。

    殺人事件などが起きると、その犯人をよく知る(とされる)人物が「会うと挨拶をしてくれて良い人というイメージでした。あの人がまさか…」等のテンプレインタビューが放映される。こういう場合、「ああ、やっぱりやると思ってましたよ。あの人、おかしかったですもん」と言うことは少ない気がする。

    これはセンセーショナルに事件を伝えたいマスメディア、今後の近所付き合いを考えると隣人を悪しざまに罵ることはできない近隣住民など、色々な要素が合わさって、このような形で世間に出てくるのだろう。また、我々もその犯人のことなど何一つ知らないので、イメージの持ちようがない。

    一般人と芸能人、殺人と違法薬物所持を比べることはできないし、よく考えると明らかに殺人をやってそうなヤツがそこらへんを歩いていたら困る。そんなものは北斗の拳の世界だけでいい。視点を変えると、北斗の拳の世界は殺人、放火、薬物何でもござれであり、ここに虫も殺せないような人物がいれば、そちらの方が異端になってしまう。

    犯罪ではないが、芸能界のニュースで毎年あるのは不倫騒動だろう。他人のお家騒動をそんなに騒ぎ立てなくてもと思うが、人気商売なので騒ぎ立てられるのは仕方ないかとも思う。つまり、ペヤングにGが入っていた騒動みたいなもので、食品に虫、誠実そうな芸能人に不倫の組み合わせは非常にマズい。それに、そのうち風化していくだろうということも共通している。

    芸能人の多くは良いイメージを世間に植え付けたいものなので、不倫をした芸能人は「意外!」と世間で言われることが多い気がする。明らかに不倫をしそうなキャラは、案外不倫をしていない(もしくはバレずにうまくやっている)らしい。イメージとのギャップがあると世間は騒ぎ立てるのだ。ギャップが少ないと数字(視聴率や閲覧数)を取れないため、わざわざ書くほどではないということになる。あと、芸能界は事務所の力の有無も関係があるだろう。

    何にせよイメージとのギャップで人気が落ちるのであれば、薬物をやってそうで、やっぱり薬物をやってた芸能人の人気は別に落ちることはなく、「ああ、やっぱりやってたんですね。はいはい」くらいで落ち着く点では得かもしれない。いや、薬物やってそうな人間のことは、警察もマークすると思うので総合的に見て損かもしれない。


  • 歯の冠を葬ったグミたちを紹介するぜ

    僕は奥歯に冠(かん、クラウンともいう)を被せている。冠とは歯を大切にしてこなかった人間に押される烙印であると同時に、治療が一旦終わったという印でもある。

    この冠というヤツは色々な理由で取れる。接着剤の自然劣化だったり、粘着質なものを食べたときに引っ剥がされたり…‥。特に奥歯の冠は力がかかりやすいため、非常に取れやすい。

    経験から言って、特に危険なのはグミだ。僕は昔からグミが好きでよく食べていたのだが、自業自得とは言え、冠を引っ剥がす故に食べられないor注意して食べなければならないグミが出てきてしまった。

    この記事では実際に僕の冠を引き剥がした危険なグミの具体名を挙げることで、僕と同じような冠を付けている方々(中二病風にクラウンホルダーとでも呼ぼうか)に対して、注意喚起を促したいと思う。

    • HARIBO Goldbears

    いきなりグミ界の重鎮の登場である。世界的な知名度とともに冠を葬る絶大な力を持っている。サイズは小さいが、注意すべきはその厚みである。これを奥歯を噛むと、厚みによって上下の奥歯をがっちりホールドして離さない。その状態で上下の歯を離そうとすると、すっぽり冠が取れるという具合。

    • ペタグーグミ

    比較的最近登場したグミだと思う。特徴的なのは、名前にも表された平たい形状である。この平たさが厄介で、噛んだときに上下の奥歯にガッチリ挟まる。そのため、口を開いた瞬間に非常に強い力がかかるのだ。僕はペタグーグミを初めて食べたときに一発でやられたので、それ以来一度も口にしていない。評判を見ると美味しいらしいので非常に残念である。

    • Toughグミ

    サイズが大きい食べごたえのあるグミ。ゴロゴロとしているため、思いっきり噛みたくなるが、その行為は冠的に死を招く可能性がある。ザラザラとした質感に油断をすると、いつの間にか口の中で溶けてベタベタした状態となる。そこで奥歯に引っ付くと、強い力がかかって冠が取れる。

    とりあえず以上だ。今後の人生で他のグミに冠を葬られたら、この記事に追加していくかもしれない。

    上記の例から分かるように、ハードグミは軒並み危険である。噛むまではいい。しかし、上下の歯の凹凸にグミがしっかり食い込んだ状態で口を開こうとすると、力がかかり冠が取れてしまう。

    気のせいなのか、顎の形状のためか、上の冠より下の冠が圧倒的に取れやすい気がする。単に僕の下の冠が取れやすいだけなのかは分からない。

    グミばっかり食べていたから虫歯になったんじゃないのかというツッコミはごもっとも。正確には食べること事態は別に問題ないが、その後、ちゃんと歯のケアをしなかったツケが回ってきたのだ。そのため、大好きなグミを思いっきり食べられなくなるという報いを受けることになった。

    もし意図的に冠を取りたいという頭がおかしい人がいたら、この記事で紹介したグミを試してほしい。ペタグーは試行回数が一回だが、一発で取れたので最もオススメである。

    こんなしょうもない記事で伝えたいことは、みんなも歯は大事にしようということだ。

    この数年で毎晩フロスを使い始めたが、めちゃくちゃ気持ちがいいのでオススメ。あと、何もなくてもせめて半年に一回くらいは歯医者の定期検診に行ったほうが良いぞ。


  • AIが書いた絵や小説について思ったことなどなど

    この記事について先に断っておくと、勝手なことを色々書いているが、特定の個人や団体などを念頭において書いているわけではない。この記事内に登場するのは実情を元にした虚構に過ぎない。もしこれを読んで特定の誰かや何かが思い浮かんだのであれば、それは記事内の虚構がその方の内側にある実情を想起させただけである。

    昨年あたりから、AIが書いた絵や文章のレベルが急激にあがったような実感がある。もしかすると実はレベルは年々上がっており、それが僕のような一般人に伝わるまでの水準に達したため、「急激にレベルが上がったなあ」と思うようになっただけなのかもしれない。しかし、やはり一般人に届く技術になったということは、やはり何らかのブレイクスルーを経たものと思われる。

    AIが書いた小説や絵というのは面白い。人間が書くより素早く、そして確実なものを出力してくる。もちろん学習していないものは出力できないという罠があるが、そんなもの人間だって同じだ。こないだAI絵師は「パスタを食べる人物」を描くのが苦手だという話を見たが、よく考えたら僕もパスタを食べる人物を描くことができるかは分からない。

    そういえば、こないだ会った友人が、AIが描くエロ画像の良さについて力説をしていた。どうやら中国の人々?が作っているものが多いらしい。日本と中国のエロへの感性は妙に似ている気がしており、お国の事情などを脇に置くことができれば、大変素晴らしい関係を築けるように思うがどうだろう……? とにかく軍事とエロは技術を発展させるのは間違いない。ヴァイオレンスとエロスこそが人間の本質ということか。

    とにかく、AIが何かを作るのは面白い。一方、それによって仕事を失うかも、という人がいるのも確かだろうが、これまでの歴史を考えても技術の進歩と共に何らかの職業が失われるのは仕方がないことである。御者、電話交換手を筆頭に、これまでに消えた職業はたくさんあるのだろう。恐らく、僕がやっているような仕事も無くなるか、何かしら形が変わるのではないかと思っている。いまはチームでやっていることが、個人でできる日が来るかもしれないので、それはそれで楽しみでもある。

    そもそも、仕事が奪われるのがなぜいけないのかと思う。AIが仕事をしてくれて、人間は運動がてら週に3日4時間くらい軽作業をする生活をするのではいけないのか。人類は生活のための労働は美徳と刷り込まれてきたが、働かなくても生きていける状態を目指すべきではないのかと思わないでもない。

    少し脱線したので話を戻す。よく考えると、AIが書く文章って話が脱線することはありえるのだろうか。真面目に話を一席ぶっていたはずなのに、気が付いたらまったく関係ない話になっていて、AIが「閑話休題」だとか「おっと、話がズレてしまったが……」なんてトンチキをやることはあるのか。また話が脱線している。戻ってこい、話の道筋。

    しかしながら、AIが書いた絵や小説のレベルが高ければ高いほど、不安を抱いたり嫌な気持ちになる人がいるのも頷ける。これまで一生懸命習得してきたスキルが、新たな技術の出現によって、一瞬にして誰もが使えるものになってしまう恐怖、悔しさ。自分は童話「うさぎと亀」の亀だ、みんな怠けている中で頑張ってきたのだからたどり着けたのだという領域があったとして、その領域の遥か彼方を先ほどまで木陰で眠っていたはずのウサギが車に乗って走り去っていくような感覚。誰もが自分の努力を認めてほしい。そして、あわよくば自分の頑張りによって飯を食いたい。

    金。そう、金だ。

    人間の感情を揺さぶるのは、いつだって金である。絵の勉強をまったくしていない人間が、さも自分は賢いと言わんばかりの態度でAIに絵を描かせ、それをグッズにして販売し金を得る。よく考えると、AIはどこかから得た情報から結果として絵を出力しているに過ぎないじゃあないか。そのAI自体を其奴が作ったのならば百歩譲るが、そういうわけでもない。他人のふんどしだけでなく他人の土俵、他人の塩を使って相撲を取ろうとするその根性が、一般的な手描きの絵師たちの反感を買っているのではないか。

    つまり、絵を書くこと/文章を書くことが好きなのではなく、金儲けが好きな人間が、絵や文章をAIに造らせて、それどころか自分より金を儲けている状況が腹立たしいのではないか。それに、大人しくしているならいいが、そうした人間の中には自己顕示欲が強いものもいるはずだ。そうした輩は、したり顔で「君ねえ、AIは実に儲かるよ」だの「大儲け間違いなしのAIへの指示法を売ります」だのとメディアで語ったりするのだろう。こうした振る舞いが、更に純粋無垢かつ職人気質、だが富と名誉も欲しい人々に忸怩たる思いを抱かせるのではないか。

    AIのみを使って絵や小説を書き、それで金を儲けている人間が、しかるべきところ(学習元のソース等)に得た利益を還元する仕組みや法律があれば良いのかもしれない。多分、既にこのような議論は世界中で為されているはずであるが、果たしてどうなるのか。

    僕と言えば、金もなく、こんな文章を書くのにも30分ほどかけてしまっている。AIが書くなら秒なのだろうか。いや、AIであればそもそもこんな駄文は出力しないか。