偕楽園で梅を見てきた

普段は遠くに住んでいる知り合いが関東に来るというので、共通の友人を含めた三人で会うことになった。色々と経緯は省くが、どこで何をするのが最も良いかという話になり、せっかくなので水戸の偕楽園に行こうという話になった。

僕は茨城県に六年ほど住んでいたが、よく考えると水戸という街に行ったことは片手で数えるほどしかない。そのような状態なので、もちろん偕楽園に行くのも今回が初めてだった。

偕楽園といえば、金沢の兼六園、岡山の後楽園に並ぶ日本三大庭園のひとつだ。僕は以前、金沢の兼六園に行ったことがある。そして今回は偕楽園。あとは後楽園に行けば、全制覇となるが、そのような時は来るのだろうか。

偕楽園に行ったが、実はまだ梅は三分咲きほどだった。

これは結構咲いている品種
こんな感じ

弘道館にも行った。友人がチケットを買ってくれていたのだが、それが偕楽園と弘道館セットで入場できるものだったのだ。そんなチケットの売り方をしているので、てっきり偕楽園の中に弘道館があるものだと思っていたのだが、実際には結構離れていた。

手前の何もない空間は、かつて弘道館に通っていたものたちが武芸の稽古をした場所らしい
良い奥行き
徳川慶喜が使っていたと伝わる長持ち
弘道館の中庭にも一本の梅
これは井戸…?

偕楽園も弘道館も徳川斉昭が造らせたものらしい。徳川斉昭といえば、数年前の大河ドラマ「晴天を衝け」で、竹中直人さんが演じていたのを思い出す。

徳川斉昭といえば尊皇攘夷

それにしても「晴天を衝け」が一昨年の大河という事実に時の流れの早さを感じる。恐らく、三分咲きだった梅もあっという間に満開となり、そして散っていくのだろう。何だか切ないような気もするが、それが花見の良さでもある。

偕楽園の土産物屋で「茨城県民手帳」を買った。伝統工芸の和紙を使用した和紙で良い感じ。

今週末から三月頭にかけてが梅の見頃だと思うので、梅が見たい人はぜひ。臨時駅もできてるので、常磐線で偕楽園前まで行けるはず。

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