先日、マークダウンエディタの”iA Writer”を買ってしまった。「買ってしまった」と表現している理由は値段にある。なんとMac版が5,999円、iOS版が3,000円もする高価なアプリなのだ!ツールマニアの僕でも、テキストエディタに合計8,999円を出すのは流石に躊躇りました。1
◾️買った理由と経緯
買った理由は「欲しかったから。終了!」という話でしかないのだが、購入を後押しする出来事がいくつかあった。
まず、これまで使っていた「Ulysses」のサブスクリプション更新時期が近づいていたことがある。これも使い勝手の良いエディタだが、課金モデルがサブスクリプションしかなく、価格も年間6,000円と決して安くはないことが不満だった。そのため、できれば買い切りの代替先を探していたのだ。
次に、iA WriterのMac版がAppStoreを経由せずに購入できるようになったことがある。これにより通称Apple税を払わなくて良くなったためか、Mac版の価格が5,999円になった。「ん?」と思った方はその通り。なんとAppStoreを通して購入すると、iA Writerは8,000円もするのだ。躊躇み2がすごい値段である。
Ulyssesの更新とiA Writerの値下げが重なったことが追い風となった。そして、購入に至るラストピースがあった。それは自身の誕生日である。「自分への誕生日プレゼントに…」を免罪符にし、財布の紐を緩ませまくった結果、本記事冒頭の「買ってしまった」に至った次第である。
◾️使ってみてどうなのか
肝心の使用感はとても良い。Ulyssesと比べると、iA Writerはシンプルだ。Ulyssesの方が多機能で痒いところに手が届く。一方で、iA Writerの方が公式が謳うように「書くことだけに集中できる」感じが確かにある。
「書くことに集中できる」と感じる要因を言語化するのは難しいが、例えば設定されているフォントだったり、細かい文字を打ったときの表示スピードやカーソルの動きなど細かいところが気持ちいい。フォーカスモードも文章、段落、タイプライターモードの3種類を切り替えられるのが地味に嬉しい。

ただし、iA Writerは完璧ではない。日本語で小説などを書くときに必須の一字下げが思うようにできないのだ。段落の文頭を1字下げるオプションはあるが、最初の段落は1字下げされないという仕様があるため、使い物になるかは微妙である。あくまでiA Writerはマークダウンエディタということである。
これだけ値段が張るので、公式も7日間の無料トライアル期間を設けている。気になる方はトライアルを試してみるのが良いだろう。ちなみにWindows版とAndroid版もあるらしい。
その他雑感
どうやらiA Writerを開発しているiAは日本で創業されたらしい。iA Writerだけでなく、iA Presenterというプレゼンテーション作成ソフトの販売もしている。また、面白いのは紙のノートブックも販売しているという点だ。
https://ia.net/ja/notebook
一冊6820円もする高級ノートだが、「iF DESIGN AWARD 2026」という世界的なデザイン賞でゴールド受賞したとのこと。
https://koubo.jp/press-release/prtimes/c8201_r12
文房具沼、ノート沼にもハマり中なので気になる。来年の誕生日プレゼント、いや今年のクリスマスプレゼントはこれか…?