カザフスタンで寒さの感覚をぶっ壊された

 先週末はかなり冷えましたね。全国的に大寒波が襲来し、日本海側では大雪とのこと。関東の地にも思っていたより雪が降り、地域により差はあると思いますが多少積もりましたね。

 子どもの頃、僕は九州に住んでいたので滅多に雪が降ることはありませんでした。少しでも雪が降れば大はしゃぎ。今日は学校休みかもなどと思ってワクワク、仮に学校があったとしても通学路でほんの数cm積もった雪で遊び楽しい日々でした。気が付けば、交通ダイヤが乱れるので雪は降ってほしくないななどと思うようになっていました。歳をとるということはこういうことなのかと思います。

 昔は夏が好きで寒い冬は大嫌いでした。ところが、この10年ほどは冬の方が好きになっています。それは夏があまりにも暑すぎるということもあるのですが、僕自身の寒いという感覚に変化が生じたためということもあります。

 キッカケは中央アジアのカザフスタン共和国に行ったこと。カザフスタンは寒い国です。特に世界でも有数の最低気温を誇る首都アスタナがあり、-40℃を記録することもあるとかなんとか。僕は南部のアルマティという第二の都市に住んでいましたが、こちらでも-20℃くらいになることがあり、九州育ちからすると死ぬほど寒かったです。

 ただ「寒すぎて寒くなくなる現象」に遭遇して人生観ならぬ「寒さ観」がガラッと変わりました。外気温が-10℃ほどであっても、雪が降り積もり風がない状態かつちゃんと防寒しているとあまり寒く感じないものなのです。むしろ冷たい空気をちょっと肺に入れて楽しむくらいの余裕すら出ていました。

 逆に猛烈に寒かったのは、11月中旬に行ったアスタナ。まだ11月なのに気温は-5℃。その日は風が吹いていて、5分くらいで骨の芯まで冷えました。

 あと、とにかくニット帽のような耳まで覆うことができる帽子を被ればある程度の寒さは何とかなることを知りました。それまで大した寒さに晒されていなかったせいで、帽子の存在を過小評価していました。実感として帽子があるだけで体感温度が5℃くらい変わる気がします。

 さて日本に帰ってから何年も経ちますが、いまでもアルマティで感じた寒さをどこかで求めている自分がいます。とはいえ、日照時間が短いのは露骨にメンタルに影響が出るので、寒い地域にずっと暮らしたいわけではないではないのですが。また行きたいな、アルマティ。

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