ドラマ『ピースメイカー』シーズン1を観ました

 ドラマ『ピースメイカー』のシーズン1(全8話)を観ました。U-NEXTで配信中で、Amazonプライムビデオでも購入できたはずです。僕はU-NEXTで見ました。

 このドラマは映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(いわゆる「新スースク」)のスピンオフなので、この映画の方を先に見ておいた方がよいです。ただ、見ていなくても結構楽しめると思います。そもそも新スースクのファンじゃないと見ようと思わない作品だとは思いますが……。

 監督は新スースクと同じジェームズ・ガンです。マーベル映画のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの監督もやっていた人です。今ではDC作品の映画ユニバース(DCU)の総責任者になっており、昨年公開されたスーパーマンをはじめ、色んな映画やドラマ、アニメの計画を立てている偉い人なのです。それだけでなく、自分でも監督やったり脚本書いたりと大忙し。この手のクリエイティブな人たちのエネルギーは一体どこから湧いているのか。本当に凄いと思います。

 ジェームズ・ガン作品は、王道な大人しめの作品と監督の趣味を全開にしたエログロ作品という二つの作風があります。本作は後者です。敵の頭を銃で吹っ飛ばしたり、セックスシーンがあったりと大人向けになっています。そもそもピースメイカーというキャラを主人公に選ぶセンスこそ、ジェームズ・ガンらしさ全開ですよね。こんなキャラがいることすら新スースクを見るまで知りませんでした。

 エログロあり、かつ人も結構死ぬので、そういうのが嫌いな人にはオススメできない作品になっています。しかし、そこはさすがのジェームズ・ガン監督。ストーリーテリングが上手く、しょうもないことをやって笑っていたかと思えば、突然人間ドラマを展開してしんみりさせたり、熱くなったりということを仕掛けてきます。感情が動かされることがエンタメの本質のひとつだとすると、本作は上級のエンターテインメント作品だと思います。

 さて、本作の主人公のピースメイカーですが、彼はDCコミックス(スーパーマンとかバットマンとかと同じ出版社)のヴィラン(悪役)の一人です。彼は平和の守護者という名前の通り、「平和を維持するためなら誰でも殺す」という信条で動く自称ヒーローという複雑なキャラなのです。新スースクではバケツみたいなヘルメットを被っているムキムキのサイコパス野郎といった感じだったのですが、このドラマではなぜ彼の生い立ちを含めて掘り下げていく内容となっています。演じるジョン・シナの好演もあり、見終わる頃にはピースメイカーのことが好きになっているはずです。

 ピースメイカー以外のキャラたちも非常に立っていて良いです。個人的に特に刺さったのは「自称ピースメイカーのズッ友」であるヴィジランテと、ピースメイカーの本当のズッ友のワシの「ワッシー」(英語では”Eagly”)です。何を言っているか分からないと思いますが、ピースメイカーの友人はワシです。鳥のワシ。ヴィジランテの方はピースメイカーを超えるサイコパスで、空気も読めず頭もおかしいキャラなのですが、見ていると徐々に味が出てきて好きになってくるのです。

 あと、ジュードーマスターという終始謎のキャラが出てきます。こいつは最初から最後まで一体何だったのでしょうか。

 面白いのはオープニング映像。謎の中毒性があります。

 みなさんもU-NEXTに加入しているならば見てみてください。

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