POG2023-2024シーズンを振り返る

brown horse on grass field POG
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今年も日本ダービーが終わり、早くも一ヶ月が経った。今年もPOGに参加していたので振り返っていく。

■ 指名馬一覧

馬名性齢厩舎状態ポイント
アマンテビアンコ牡3[美浦]宮田敬介前走・羽田盃競走(G1) 1着8,340
メリオーレム牡3[栗東]友道康夫前走・プリンシパルS(L) 2着3,380
ホウオウプロサンゲ牡3[栗東]矢作芳人前走・皐月賞(G1) 11着2,210
ガルサブランカ牝3[美浦]木村哲也前走・チューリップ賞(G2) 8着1,180
ビダーヤ牡3[栗東]矢作芳人前走・3歳未勝利 1着1,040
コンドライト牡3[美浦]菊沢隆徳前走・3歳未勝利 3着783
モカラルビー牝3[栗東]四位洋文前走・3歳未勝利 7着30
ダークケリー牝3[栗東]高柳大輔前走・3歳未勝利 16着10
ダノンモンブラン牡3[栗東]中内田充前走・3歳未勝利 9着10
エヴァンジェリーナ牝3[栗東]斉藤崇史前走・2歳新馬 6着10

■ 振り返り

見ての通り、良くはない結果だった。見どころがあったのはポイント獲得数上位三頭だろうか。

まず、白毛のアマンテビアンコがG1羽田盃を勝利している。しかし、これは今年から新たに整備された三歳ダート三冠というやつの一つで勝利したときの賞金(即ちPOGにおけるポイント)がそこまで多くない。個人的にはダート路線も面白いとは思うのだが、どうしても高い賞金のレースは海外(ドバイやサウジ)になってしまい、そちらの獲得賞金はPOGのポイントとして換算されないのが辛いところだ。地方レースはポイントとして換算されるので、今後は三歳ダート三冠を軸にもっとダート路線が盛り上がれば良いなと思っている。

メリオーレムはシュヴァルグラン産駒の中ではかなり活躍した馬だ。プリンシパルSで惜しくも二着だったのでダービー出走は逃したが夢を見させてくれた。ホウオウプロサンゲはキズナ産駒の逃げ馬。アイビーS二着だったところまではかなり順調だったのだが、そこからもうひと伸び欲しかったがなかなか難しい。それでも皐月賞に参戦できたのは凄いことである。

それ以外の馬を見るとなかなか未勝利を脱出できず苦しんだ馬が多かった。アエロリットの初仔であるコンドライトや、クロコスミアの初仔のモカラルビーもずいぶん苦労したようだ。やはり初仔はなかなか難しいようだ。

エヴァンジェリーナはモーリス産駒で母ジェンティルドンナという良血馬だったが、一戦走ったのち怪我が発覚、その後競争能力喪失ということで登録抹消になってしまった。かなりの素質馬だったと思うので関係者の無念を思うと言葉にならない。牝馬なので繁殖入りしていると思うので、将来エヴァンジェリーナの仔たちが活躍することに期待したい。

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