歯の冠を葬ったグミたちを紹介するぜ

僕は奥歯に冠(かん、クラウンともいう)を被せている。冠とは歯を大切にしてこなかった人間に押される烙印であると同時に、治療が一旦終わったという印でもある。

この冠というヤツは色々な理由で取れる。接着剤の自然劣化だったり、粘着質なものを食べたときに引っ剥がされたり…‥。特に奥歯の冠は力がかかりやすいため、非常に取れやすい。

経験から言って、特に危険なのはグミだ。僕は昔からグミが好きでよく食べていたのだが、自業自得とは言え、冠を引っ剥がす故に食べられないor注意して食べなければならないグミが出てきてしまった。

この記事では実際に僕の冠を引き剥がした危険なグミの具体名を挙げることで、僕と同じような冠を付けている方々(中二病風にクラウンホルダーとでも呼ぼうか)に対して、注意喚起を促したいと思う。

  • HARIBO Goldbears

いきなりグミ界の重鎮の登場である。世界的な知名度とともに冠を葬る絶大な力を持っている。サイズは小さいが、注意すべきはその厚みである。これを奥歯を噛むと、厚みによって上下の奥歯をがっちりホールドして離さない。その状態で上下の歯を離そうとすると、すっぽり冠が取れるという具合。

  • ペタグーグミ

比較的最近登場したグミだと思う。特徴的なのは、名前にも表された平たい形状である。この平たさが厄介で、噛んだときに上下の奥歯にガッチリ挟まる。そのため、口を開いた瞬間に非常に強い力がかかるのだ。僕はペタグーグミを初めて食べたときに一発でやられたので、それ以来一度も口にしていない。評判を見ると美味しいらしいので非常に残念である。

  • Toughグミ

サイズが大きい食べごたえのあるグミ。ゴロゴロとしているため、思いっきり噛みたくなるが、その行為は冠的に死を招く可能性がある。ザラザラとした質感に油断をすると、いつの間にか口の中で溶けてベタベタした状態となる。そこで奥歯に引っ付くと、強い力がかかって冠が取れる。

とりあえず以上だ。今後の人生で他のグミに冠を葬られたら、この記事に追加していくかもしれない。

上記の例から分かるように、ハードグミは軒並み危険である。噛むまではいい。しかし、上下の歯の凹凸にグミがしっかり食い込んだ状態で口を開こうとすると、力がかかり冠が取れてしまう。

気のせいなのか、顎の形状のためか、上の冠より下の冠が圧倒的に取れやすい気がする。単に僕の下の冠が取れやすいだけなのかは分からない。

グミばっかり食べていたから虫歯になったんじゃないのかというツッコミはごもっとも。正確には食べること事態は別に問題ないが、その後、ちゃんと歯のケアをしなかったツケが回ってきたのだ。そのため、大好きなグミを思いっきり食べられなくなるという報いを受けることになった。

もし意図的に冠を取りたいという頭がおかしい人がいたら、この記事で紹介したグミを試してほしい。ペタグーは試行回数が一回だが、一発で取れたので最もオススメである。

こんなしょうもない記事で伝えたいことは、みんなも歯は大事にしようということだ。

この数年で毎晩フロスを使い始めたが、めちゃくちゃ気持ちがいいのでオススメ。あと、何もなくてもせめて半年に一回くらいは歯医者の定期検診に行ったほうが良いぞ。

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