PCR検査を受けた

先日、訳あって関東の外に行く必要があった。現地でお会いする方から「PCR検査を受けてから来てくれないか」と言われたので、ついに僕も世に言う”PCR検査”を受けることになった。

民間のものでも大丈夫とのことだったので、木下グループがやっている新橋の検査場に行く。

ここで行った検査は唾液のみを提出する簡素なものだった。以前、経験者に検査は「鼻に長い綿棒を突っ込んで行うので大変ツラい」と聞いていたので、少し拍子抜け。

検査の準備と流れは以下の通り。

  • 検査の30分前から飲食および喫煙を控える
  • 検査場に行き、受付をする
    • 精算もここで行う。現金は不可だったので、クレジットカードか電子マネーで済ませる
    • 費用は¥2300(2021年7月現在)
  • 誓約書を記入する
    • もしも陽性だった場合、木下グループ推奨の病院もしくはかかりつけの病院を受診することを誓う内容
  • 唾液を採取する
    • 2mLほど採取することが求められる
  • 誓約書と唾液を提出して終わり

スムーズに行けば10分もかからずに終わる。ただ、一番の難関は「唾液の採取」だった。検査の30分前から飲食を控えていたこともあり、口の中はカラカラで、唾液が思うように出なかった。2mLという文字だけだと少なく感じるが、実際に採取すると大変な量だった。

唾液誘発システム

Twitterで見た唾液を出すための画像も確認できた。驚いたことに、この画像を見てもまったく唾液が沸かなかった。画像のチョイスが悪いのか、それとも雰囲気が悪いのかは分からない(唾液が出そうな雰囲気とは一体?)。もしかすると、唾液が出そうなものを持参した方がいいかもしれない。

検査の結果は、翌日の21時頃にメールで来た。結果は「陰性」とのことで、とりあえず安心する。

正直、あの検査にどの程度の精度があるのか分からない。そもそも提出した唾液を、ちゃんと検査しているのかも我々には分からないので、そこは木下グループを信じるしかないのだ。

よくよく考えると、木下グループが一体何をしている企業なのかもよく知らない。少し調べると不動産業から映画やスポーツなどの文化事業、今回の検査を含めた医療系の事業など手広くビジネスをしていることが分かった。昨日、卓球の男女混合ダブルスで金メダルをとってた(すごい!)水谷隼選手も木下グループのチームの一員らしい。

よく知らない大きな組織に自分の唾液を提出し、どれくらいの精度なのかも知らないまま「陰性」と言われて安心するということに対しては、我ながらこれでええんかとは思う。The 世間体である。

とにかく、これから僕と同じ検査を受ける人に対して言いたいことは、唾液を出す準備をしておけということだけだ。奴らは肝心なときに出ない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました