仮面ライダーゼッツ

  • 仮面ライダーゼッツの評価が思ってたより低いらしい

     前にブログで取り上げた現在放送中の『仮面ライダーゼッツ』ですが、世間の評価的には微妙な感じらしいですね。個人的にはそれなりに楽しんでいたのですが、まあ世間でそう言われるのも分からなくはないのですよね。

     仮面ライダーゼッツのビジュアルはかなり格好いい部類に入ると思います。夢を舞台にしていることから、現実では起こり得ないようなシーンやアクションをCGをふんだんに使いながら描写しているのも良い感じです。なので、微妙と言われる所以はアクションやビジュアル以外のところ、つまりストーリー部分とキャラクターの造詣の部分にあるようです。

     少しネットで調べていてネガティブな意見として多かったのが、「ストーリーが進んでいる感がない」「敵の目的がイマイチよく分からない」「キャラクターがブレている」などでした。実際のところ、確かに敵が何を目的にして活動しているのかはよく分からないのですよね。それに加えて、主人公が所属しているCODEももしかすると敵かもしれないという要素まで加わったために、余計よく分からない状況が生まれている気がします。

     個人的にゼッツがイマイチと言われる理由としては、キャラクターの部分が大きいのではないかと思っています。言語化が難しいのですが、ゼッツの登場人物って「可愛げ」がないような気がするのです。人間らしさが足りないというか、キャラクターに付け入る隙がないというか。

     主人公は夢の中では凄腕エージェントということで、どうしてもスカしている感じになりますし、ヒロインも立ち位置がよく分からないまま。2号ライダーのノクスも敵なのか味方なのかよく分からない振る舞いを繰り返していて、怪事課の刑事たちもイマイチ主人公と仲良くならない。ここまで書きながら気付きました。よく見たら、ここまで主人公の絶対的に信頼できる仲間が一人も出てきていないということに。ギリギリ主人公の妹はそういうポジションですが、とはいえライダーの仲間が欲しいですよね。

     主人公が実質一人で戦い続けているために、主人公を仲間を通したエピソードで描くことができず、ただ淡々と戦い続けているだけという印象を受けるのかもしれません。前作のガヴは主人公と2号ライダーの関係がかなり物語を引っ張っていたので、それを見た分、ゼッツが物足りなくなる人も多いのでしょうね。

     どうやらこれからエージェントが何人か出てくるようなので、その中から主人公にとって信頼できる仲間ができて、ストーリーが盛り上がっていくといいですね。


  • 『仮面ライダーゼッツ』1話を見ました

    先週の日曜(9/8)に放送を開始した仮面ライダーの新シリーズ『仮面ライダーゼッツ』の1話を見ました。リアルタイムでも見ていたのですが、所用あり最後の方を見れなかったので録画しておいたものを見直しました。

    仮面ライダーシリーズは少年時代、そして大学時代によく見ていました。ただ、働きはじめてからは見なくなっていました。そんな中、前のシリーズの『仮面ライダーガヴ』は何となく見てみようかなと思い、見れるときには見ていました。ゼッツもガヴのCMの予告を見てから面白そうだなと思っておりました。

    ストーリー

    事前情報を何も入れずに見たので、最初はエージェントが主人公なのかと思いましたが、いわゆる夢オチでした。今回のモチーフは夢らしく、敵はナイトメアとのこと。主人公の名前が万津 莫(よろず ばく)なのも納得です。夢の中の主人公はちょっと痛い感じですが、まあ夢の中なんて誰しもあんな感じでしょう。

    夢の中で悪夢と戦うという設定は王道な気がします。僕は中学生時代に読んでいた宮部みゆきさんの小説『ドリームバスター』やNetflixでドラマ化されたニール・ゲイマンの『サンドマン』を連想しました。何にせよ夢を舞台にすることで、普通じゃできない設定や描写が可能になりそうで楽しみです。実際、1話の敵であるガンナイトメアから逃げるシーンは悪夢って感じで面白かったです。

    まあ、1話なので色々と種を蒔いた感じでしたね。主人公が人助けをすると不運に見舞われるという設定を話すシーンで録画を止めて映っている新聞記事を確認しましたが、雷に当たったりサメに噛まれたり隕石に当たったり散々でした。逆に言えば、めっちゃ運が悪いけど死なないみたいな設定なのかもしれません。今後この設定がどう活かされるのか楽しみです。(いつのまにかそんな設定無くなる可能性もある)

    見た目とベルト

    仮面ライダーゼッツの見た目、格好いいですね。正面はバッタモチーフっぽい顔ながら、斜めから見るとコウモリっぽさもあって良いです。体色は仮面ライダー1号に近い感じもしますし、それに加えて身体に赤く発光する筋が走っていてちょっと555を思い出させます。

    何より特徴は変身ベルトの位置! これまでのライダーといえば、腰にはめた(または腰に埋め込まれたor身体の一部になった)ベルトで変身するのが普通でした。今回のゼッツはベルトを肩からタスキ掛けする形で装着して変身します。変身ベルトならぬ変身タスキです。

    このベルトの位置変更は結構インパクトがあります。2号ライダーなどのサブであればベルトではない変身道具もたくさんありますが、やはり1号ライダーの返信ベルトは腰に巻いているのが常。これを変えるのは結構勇気がいったのではないでしょうか。ただ、ベルトの位置変更の既成事実をここで作っておけば、今後のシリーズでも幅が出そうです。

    さて、これまでのライダーは腰周りがゴテゴテしていたのですが、それがなくなったことと、変身ベルトのゼッツドライバー自体がすっきりしたデザインなので、全体的にシャープな印象のあるライダーになっています。ファンによっては、腰回りがすっきりしすぎて逆に落ち着かない人もいるかもしれません。もしかすると、強化フォームでは腰回りに何かギミックが追加されるのかもしれません。

    あと、やっぱり胸に丸い部分があるのってウルトラマンのカラータイマーっぽいなと思いました。

    変身

    変身もなかなか格好よかったです。前述した変身タスキにカプセムと呼ばれる丸いもの(カプセル+夢っぽい)をはめて、指で下に弾いて変身します。変身時にカプセルからフォームに対応したドット絵が出てくるのですが、なぜドット絵…? ドット絵といえばゲームを連想しますが、今回の脚本がエグゼイドと同じ高橋悠也さんということの遊び心なのか…?

    話を変身に戻すと、赤紫色の煙みたいなのを身体に纏っていって変身。完全に敵と同じく悪夢のパワーって感じで、およそヒーローの変身シーンっぽくないです。前作がお菓子モチーフでポップだったので今回はダークな雰囲気を意識していそうですね。

    あと主人公が変身セリフとして何か言ってるのですが、調べたら英語の「I’m on it」(さあ、やろうかという日本語字幕が出ます)って言ってるらしいです。「I’m love it」かと思いました(それはマクドナルドでした)。

    ベルトがしゃべるのも恒例で、今回は「メツァメロ…メツァメロ…グッドモーニングライダー! ゼゼゼゼッツ!」と山寺宏一ボイスを再生。メツァメロって何? 目覚めろをこなれさせた言い方するとそうなるのか? ゼッツもそうですが、Zをツと発音するのってドイツ語とかそのあたりなんですかね? どうでもいいけどミツカンのツもZですね(?)

    変身講座動画が公式から出ていました。フォームごとに変身ポーズ違うのですね。ベルトを買う人はポーズの練習量が増えそうです。

    アクションと演出

    1話ということで気合いが入ってるのもあると思うんですがアクションが良かったです。敵の怪人相手に殴る蹴るの暴行。腕とか脹脛がムキムキになって、相手をボコボコにするのってオタクが好きそうな演出ですよね(好きです)。

    2話以降は武器も出るのだと思いますが、肉弾戦が多いと良いなあと思います。バンダイさん的にはグッズを売らなければいけないので、武器を使った戦闘が多くなるのは仕方ないとは思いますが、うまいこと混ぜつつやってくれたら嬉しいですね。

    まとめ

    今後にも期待したくなる一話でした。ライダーの見た目も格好いいし、主演の今井竜太郎さんも爽やかなイケメンといった感じで良いですね。リアルタイムで全話見るのは難しいかもしれませんが、見逃し配信や録画を駆使して追ってみたいと思います。