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西川口で見た光景の記録

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先日、所用あって昼間の西川口の街を歩いていた。西川口駅東口にはブックオフがあるのだが、そのあたりの道でのことだ。つまりほぼ駅前である。

僕の斜め前を一人の若い女性が歩いていた。すると、向こうから一人の婆さんがその女性の方に近づいてきて言った。

「おっぱい出てるよ。そんなのやめろ!」

目の前で何が起きたのか理解するのに少し時間がかかったが、どうやら婆さんが女性に対して突如として牙を剥いたようなのだ。言われた方の女性は婆さんを無視して歩き続けていたため、その二人が知り合いなのかは分からなかったが、知り合いだろうがそうでなかろうが天下の往来でやっていいコミュニケーションではない。

僕の方から見る限りだと、若い女性はちゃんと服を着ていた。おそらく、やや胸元があいたような服を着ていて、婆さんの感覚からするともはやおっぱいが出ちゃっているということなのだろう。確かに、夏になると服を着ているけど「それ着ている意味ある?」みたいな格好の人いる。あと半ケツのおっさんとか。あれはお尻が出ちゃっているので早急にベルトを締めてほしい。

衝撃的な光景ではあったが、久しぶりに西川口らしい光景を見て少し嬉しくなった。いや、嬉しくなってちゃいけないんだろうけど、自分の中の街のイメージと合致する光景が実際に展開されると「これだよ!これ!」という気持ちになることってあるよね。

ちなみに、婆さんが言う「おっぱいが出ている」服装というのがどういうものなのか気になったので、いっそ早足で女性を追い抜いて振り返ってみようかと思ったが、僕の中の小さな良識に従ってやめた。僕は常識的な人間なのだ。

最近、あらゆる街が再開発や規制の強化で急激に変化しているような気がするので、些細なことだが記録として残しておく。

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