エルデンリングのストーリーを二年越しにクリアした

おお エルデンリング、エルデンリング。

ようやくエルデンリングのストーリーをクリアした。まさかの二年越しのクリアである。

遡ること二年前の2022年5月、僕はエルデンリングのプレイを一時中断した。その理由は作中最強のボスの一人「ミケラの刃マレニア」に何十回か挑むも第二形態はおろか第一形態にボコされ続け心が折れたからである。とある友人はかつて最強の戦技のひとつだった「霜踏み」のゴリ押しでマレニアを倒したと言っていたが、僕が挑んだ時には既にナーフされていた。

あまりにも勝てなくて心が折れたのは先述の通りだが、かつ三ヶ月ほどずっとエルデンリングを遊んでいたため、そろそろ別のゲームをプレイしたくなってきていた。当時、既に大型DLCの開発は明言されており、それが出てから再開しよう……と言い訳して詰んでしまったのだ。

——そして、二年の時が過ぎた。

今年2024年6月21日にエルデンリングの大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」が発売される。まさか二年もかかるとは思っていなかった。しかし、発売されるとなれば、積んでいたエルデンリングを再起動せざるをえない。再び褪せ人としてエルデの王になる旅を再開したのである。

久しぶりのプレイだったので操作方法を完全に忘れていた。攻撃しようとして間違えてアイテムを使ってしまったり、ダッシュしようとしてしゃがんでしまったりすることが多発した。しかし、積んだ時点で97時間プレイしていたこともあり、少し動かしていると徐々に操作を思い出してきた。

そう、僕はちょっとだけやって積んだのではない。結構長くプレイした上で詰んだのだ。レベルも150を超えており、実はストーリーはいつでもクリアできるほどの強さになっていた。しかし、隠しボスも全部倒した上でラスボスを倒したいという謎のこだわりから積むに至っていたのだ。

そして二年ぶりのマレニアとの再戦。忘れていたが、僕のキャラは素性が放浪騎士で最初は脳筋ビルドを使っていたが、祈祷も使いたくなったので生まれ直して筋力と信仰を上げる通称”筋バサビルド”で戦っていた。

武器は隠しバスの一人「冒涜の君主ライカード」を倒すことで手に入る冒涜の聖剣。これを+10まで強化済みだった。遺灰は写し身。これも+10まで強化していた。さすがに100時間近くプレイしていただけあって、色々と強化した状態である。

そしてマレニアに久々に挑むこと10回ほど。まさかまさかだが倒してしまった!!

勝った方法はこうである。まず写し身を囮にしつつ、冒涜の聖剣の戦技「略奪の炎」で少し離れたところからチクチク攻撃をする。つまりなるべく近付かないチキン戦法である。これで攻撃をしつつ回復をしていたら倒せてしまった。略奪の炎がヒットすると自分の体力が回復する。マレニアの攻撃に当たるとマレニアが回復する。つまり似たもの同士の戦いだったのだ。この2年の間にマレニアが少し弱体化されたのか、戦技の方が強化されたのかは分からないが何か調整がうまいこと働いたのかもしれない。

マレニアに勝った勢いでまだ倒していなかった隠しボス竜王プラキドサクス、死竜ファルサクス、血の君主モーグの三体を倒した。特にモーグの撃破はDLCを開始する条件になっているので倒せて良かった。ファルサクスは初見クリアできたが、同じ竜王でもプラキドサクスは強かった。また、モーグは第二形態に入る時に大ダメージを受けるが聖杯瓶がぶ飲みという頭が悪い方法で凌いだ。

そして残るはストーリーボスたちである。戦士ホーラ・ルー、ラダゴン、エルデの獣。エルデの獣には少し苦戦したものの、何回かやっていたら何とか倒せた。どのボスも写し身&略奪の炎戦法で撃破。冒涜の聖剣は戦技だけでなく通常攻撃で敵を倒すと体力を回復するので、探索にも使いやすく見た目がちょっとキモい以外は非の打ち所がない。

見たエンディングは星の世紀エンドだった。かつての自分が攻略を見つつ(確か70時間を超えたあたりで攻略を解禁した)、ラニイベントを完走していたらしい。実績解除率を見ると他のエンドより解除率が高く、どうやら一番人気のエンディングのようだ。

そんなわけでエルデンリングのDLCを遊ぶ準備が整った。二週目には突入せず、純魔ビルドを目指して2キャラ目で少し遊んでいる。100時間以上やっているのに再度遊んでもまだ面白いのは凄い。

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