在宅勤務一年数ヶ月経過備忘録

在宅勤務が始まって一年が経過した。実際には一年と数ヶ月経っているのだが、そんな細かいことはどうでもいいだろう。

そういえば、昨年の四月に以下のような記事を書いた。

この記事だと在宅勤務を始めてからの変化として3つ挙げている。

  1. 睡眠時間が長くなった
  2. 外に出なくなった
  3. 言葉が出なくなってきた

一年以上経過したいまも、「睡眠時間の増加」と「外出する頻度の減少」は特に変わっていない。ただ、3の「言葉が出なくなってきた」は、オンラインミーティングが増えたことや、オンライン飲み会などを普通にやるようになったことでかなり解消された。

ただ、先日別の記事で書いたように、ここのところ仕事へのモチベーションが大きく低下している。その原因の一つに一種の 「燃え尽き症候群」 があるのではないかと思っている。

■ 在宅勤務による燃え尽き症候群とは

在宅勤務と燃え尽き症候群に何の関係があるのか。

僕が働く会社では在宅勤務が始まったことと同時に、対面での懇親会や打ち上げなどの開催が禁止とされた。これにより、大きめのプロジェクトが終了したときに行われていた打ち上げも同時になくなり、プロジェクトが終わった感が希薄になったように感じている。

「会社の飲み会はクソなので無いほうが良い」という人もたくさんいるだろうが、ありがたいことに僕の職場では、飲み会において上司に酌をする必要もないし、酔った上司に説教をされることもない。それに僕はお酒が好きで、会社だろうがプライベートだろうがタダで飲める酒ほど美味しいものはないと思っている。

いまでも職場の飲み会はオンラインで年に数度開催されることがある。ただ、プライベートや会社主導のオンライン飲み会を何度か経験して、大人数での飲み会は不可能だということが分かった。実際の飲み会だと乾杯のあとは各テーブルごとに各々会話をするが、オンラインだと同時に話ができないため、人の話を聞く時間が長くなってしまい、黙々と酒を飲むことしかできないことがある。

そもそも、酒飲みにとって、「乾杯」と言いながら互いのグラスをぶつけ合う行為には、ストレスを発散する多大なる効果がある。グラスが軽快な音を立てると同時に僕たちのストレス、悩み、疲れといった邪悪なものはビールと混然一体となる。疲れた状態でよく冷えたビールの杯を一気に傾けると、自然に「あぁ~!」や「ぷはぁ~!」といった声が出てしまうものだが、これは言わば「勝どきの声」のようなものだ。何の憂いもなく酒を飲むひと時をもてたという事実こそが、日々の煩雑な事柄に勝利した証なのである。

これが無いのは酒飲みにとってツラい。職場だろうがプライベートだろうが関係なく、早くお店でジョッキを突き合わせながら冷えたビールを飲みたい。コロナよ、早く終息してくれ。

……最後の方は対面で飲み会ができないことへの愚痴になってしまったが、まとめると以下のようになる。

  1. プロジェクトが終わる
  2. 打ち上げができない
  3. 仕事が一段落した気がしない
  4. モヤモヤしたまま次の仕事に着手する
  5. 1〜4の繰り返し

これを解決できる方法としては、節目において自分で自分にご褒美を与えるしかない。そう自分に言い聞かせながら、最近は少し意図的に散財するようにしている。(ただ買い物したいだけという説もある)

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